曽我部 あこ
2025.12.26
先日、STU48 4期研究生「さあ 未来を探しに行こうか?」公演がありました。
会場に足を運んでくださったみなさん、配信で見てくださった方、支えてくださった方、開催に向けて動いてくださった方、そして同期のみんな。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
そしてこのステージで、『夢力』のセンターを務めさせていただきました。
私にとって、この曲のセンターは本当に特別なものです。
今日は、その想いについて少しお話しさせてください。
『夢力』は、4期のデビュー曲でした。
私はそのデビュー曲で、曲の出だしのピラミッド型の立ち位置が、いちばん後ろのいちばん端でした。
その後も端の後ろの方のポジションが多く、歌割りも他の子と比べると多くはありませんでした。
とても、とても悔しかったです。
『夢力』は、私がSTU48を好きになって一番最初に好きになった曲で、いちばんたくさん聴いていた曲でした。
本当に大好きな曲です。
だから、この曲を披露できると聞いたときは、最高に嬉しくて、
「運命かも!」とさえ思いました(笑)
でも、立ち位置の悔しさや、デビューまでのつらい思い出が重なって、
『夢力』を聴くといろいろな感情が混ざるようになってしまい、
正直、加入してからは聴くのがつらい曲になっていました。
最初は純粋な気持ちで聴いていた曲を、
もう単純に楽しめなくなってしまいました。
4期研究生公演が発表されたとき、嬉しい気持ちと同時に、
「いろいろな曲を披露する中で、その曲たちを嫌いになってしまうんじゃないか」
そんな不安もありました。
それでも、
「このままで終わらせたくない」
という気持ちがあって、コツコツと、自分なりにパフォーマンスに向き合ってきました。
そして、公演の固定メンバーに選んでいただきました。
本当に、本当に幸せです。
さらに、思いがけず『夢力』のセンターにも選んでいただきました。
最初は正直、不安でした。
この曲を、まだ完全にポジティブな気持ちでは聴けなかったからです。
でも、やっぱり歌詞が大好きで、
その言葉たちが、もう一度前に進む原動力になってくれました。
「自分を信じて、このセンターになれた意味を信じよう」
そう思って、本気でパフォーマンスしました。
自分を信じて、ステージに立ちました。
私のパフォーマンスが、誰かの心に何かを届けられていたなら、
それ以上に嬉しいことはありません。
絶対に、ここで終わらせません。
これからも前に進み続けます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


